「Co2見える化 井戸端会議室」では、早稲田環境研究所の研究員が身近な環境問題やCO2削減について、ご説明します。今回は「アイドリングストップ?」担当は"ねぎ"です。
はじめまして。ねぎです。今日は環境について興味津々な皆様のためにアイドリングストップについてのお話をしたいと思います。というのも、最近ガソリン価格が上昇していて、ついこの間(といっても2000年)までレギュラーガソリンが1リッター100円前後だったのに対し、一時200円くらいまで上昇しましたね。そのため、原油高の影響で自動車を乗り控えたり、燃費が良い車に乗り換えたりしている人まで出てきてしまったほどです。469maランドのみなさんはいかがですか?
「アイドリング」とはエンジンをかけている状態のことを指します。それをストップ(止める)するからアイドリングストップといいます。アイドリングを10分間したとき、ガソリンは140※1[cc]=23.8※2[円]消費し、二酸化炭素(以下、CO2)は90※1[g]排出されます。アイドリングをコンビニでしたり、デパートでしたり、信号待ちの時...と考えると1回車を使用するのにかなりの時間アイドリングすることになりますね。単純に週5日間車を使用し、各10分間アイドリングした場合では1年では約6,200※2 [円]の浪費、CO2は23[kg]排出されます。まさに「塵も積もれば山となる」です。
「皆さん、駐停車の際にはエンジンを止めましょう!」
信号待ちはシフトレバーを
ニュートラルレンジ→エンジンOFF→エンジンON→ドライブレンジ
の順で操作してください。
それでは、アイドリングストップをしてスマートなドライバーになっちゃいましょう!
以上、担当のねぎでした。バイバ?イ♪
※1 環境省データ
※2 レギュラーガソリン価格170円で計算
2008/1/20