こんにちは。皆さんお元気ですか。
寒くなってきて、皆さんエアコンなどをお使いだと思います。
エアコンなどを動かす電気はどのようにして作られているのかご存知ですか?
実は日本の発電技術は世界でもトップクラスなのです。
2008年の日本の発電方法の割合は以下の通りとなります。
出典:2008年度実績(資源エネルギー庁「電源開発の概要」)を元に株式会社早稲田環境研究所が算出
今日は火力発電について見てみましょう。
発電方法
?火力発電
火力発電は日本の発電の64%を占めています(2008年度)。
火力発電は、その名の通り、燃料を燃やして、そのエネルギーで発電をしています。
燃料は主に石炭、LNG(液化天然ガス)、石油です。火力発電に占めるこの3つの燃料の割合を見てみましょう。
出典:2008年度実績(資源エネルギー庁「電源開発の概要」)を元に株式会社早稲田環境研究所が算出(石油、石炭、LNG以外の火力発電は考慮していない。)
皆さん石油が一番多いと思っていなかったですか?
現在「石炭」という言葉はあまり聞きませんが、私たちの生活にはなくてはならない存在なのです。なお、現在は条例により、新たに石油火力発電所をつくることはできないそうです。
でも、燃料を燃やすことによって、どうやって電気を作っているか分かりますか?
火力で水を温め、水蒸気にし、その水蒸気でタービン(羽根車)を回すことによって発電しています。
出展:原子力・エネルギー教育支援情報提供サイト あとみん
電気を使うとCO2が増えるわけは、電気を作るために燃料を燃やして、CO2を排出しているからなのです。
なお、中国は日本よりも火力発電の割合が高く、80%以上は火力発電により作った電気であると言われています。