いきなり私事で恐縮なのですが、最近、水道の蛇口がキッチリ閉まっておらず、水が一晩中ぽたぽた落ちていた、ということが良くあります。もちろん気をつけてはいますが、皆さんもこういうことってよくありませんか?この一晩の「うっかり」で、どのくらい水が無駄に出てしまっているのか、さらにどのくらいのCO2が出てしまっているか、検証してみました。
4.5秒に1滴水滴が落ちると1分間に4gほどになります。8時間この状態だとすると、
4g/分 × 60分
× 8時間 = 1920g
です。
一晩の「うっかり」で約2kg、つまり大体2Lペットボトル1本分の水を流してしまっていたわけです。・・・意外と結構な量ですね。
また、水1000g当たり0.36gのCO2が排出されるとすると、
1920g/1000g ×0.36g =
0.6912g
です。これだけのCO2が、「うっかり」により排出されてしまったことになります。これはCO2の体積は、CO2が1gで500mLですので、
0.6912g × 500mL = 345.6mL
です。おおよそ350mLペットボトル1本分が、「うっかり出ちゃった」わけです。「うっかり」が1回なら、そんなに目くじらを立てる程でもないのかもしれません。しかし日常的に、しっかり締めていなかったり、ゴムパッキンが劣化していることによる「閉めたつもりでも水が出ている」状態だとすると、どうでしょうか。
既に皆さんが行っていらっしゃるであろう、いわゆる「蛇口はしっかり締める」は、是非今後も継続して下さい。また、しっかり閉めても水が出ているようでしたら、カランのゴムパッキンを点検し、必要であれば取り替えてください。
それでは。