みなさんが利用されている駅が、実は少しずつ環境対策が進んだ「エコステーション」に変化していることをご存知でしょうか。直近では、2011年2月8日に東京都の四ツ谷駅の改修が発表されました。改修で、省エネルギー・再生可能エネルギーなど、さまざまな環境保全技術を導入するそうです。また、今後四ツ谷駅では駅員さん達が積極的に省エネの取り組みを行うようにするとのこと。エコ改修が決まったのはこれが第一弾ですが、既に第二弾として海浜幕張駅が検討されているなど、これから改修をどんどん進めていくようです。
出典:東日本旅客鉄道株式会社「エキはエコへ」
http://www.jreast.co.jp/press/2010/20110204.pdf
新しく出来た駅がエコステーションのケースとしては、昨年2010年3月半ばに新設された「摂津市駅」(阪急京都線)があります。摂津市駅では、駅で排出されるCO2量が排出量取引により相殺される量と環境配慮施策によりCO2削減計画されている量の和と等しく、実質的には駅から排出されるCO2排出量はゼロだと発表されています。
出典:阪急電鉄株式会社「新駅摂津市駅」
http://hankyu100th.jp/settsu-shi/
また、実は駅の屋上が緑豊かになっている駅ビルもあります。さいたま新都心駅ビルやルミネ立川店など屋上緑化されている駅ビルは意外とあるんです。屋上緑化することで建築物の断熱性UPが見込まれますが、もちろん景観も良くなりますので、駅利用者としてはリラックススポットが駅徒歩0分で行けてちょっと嬉しいですね。
みなさんの利用されている駅も実はエコステーションかもしれませんし、もしかするとこれからエコステーションに進化するかもしれません。毎日利用している駅、少しだけ注意深くチェックしてみては?