今年の夏は「節電」の話で持ちきりでしたね。さて、最近は涼しくなり、早くも冬の足音が聞こえている気がします。
さて、みなさんは京都議定書というものをご存知でしょうか。
1997年に京都市で「第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)」が開催されました。この会議の中で議決した議定書のことを、「京都議定書」と呼びます。その中で求められている日本の削減量は-6%(1990年比)です。
この「-6%」の期間はいつか分かりますか?
2008年-2012年です。今は2011年ですね。
さて、今の日本の現状をおさらいしてみましょう。
・地震により、ほとんどの原発が停止している。
・今後も原発は減らす方向へ向かうと思われる。
・原発停止により足りない分の電力は火力発電により賄うことが現実的。
・火力は他の発電と比較して多くCO2を排出する。
今後数年間を考えると、おそらく日本のCO2は増える方向になると思います。
(10年、20年後は再生可能エネルギーが増えていると思いますが・・・)