11月も下旬になり、今年も残すところあと1ヶ月少々。最近は特に日が暮れるのが早いですね。
さて、皆様の中にも太陽光発電システムを設置されている方が多いのではないでしょうか?季節によって日照時間は異なるので、太陽光発電システムも発電量も変わります。どれくらい変わるか見てみましょう。
下図は産総研つくばセンターの過去4年間の発電量と電力供給割合を月平均でグラフ化したものです。
産総研つくばセンターの太陽光発電の発電量と電力供給割合の実績(4年間の平均)
出典:独立行政法人産業総合研究所 太陽光発電システムにおける実証・評価資料
これを見ると日照時間が短い冬の発電量が少ないことがわかりますね。でも、このグラフにはもう一つ注意して見て欲しい箇所があります。6月、7月の発電量が3月-5月よりも低いことです。
これは梅雨のため日照量が少ないことに加え、太陽光発電システムは一般的に熱を持つと発電効率が悪くなるためです。季節変動を知っていると発電量を見る楽しみも増えますね。