ガソリンは、言うまでもなく自動車の燃料です。エンジンを動かし、自動車を動かすエネルギー源です。ガソリン価格の乱高下、自動車不況、高速道路料金等いろいろと話題になっていますね。
自動車からのCO2は、車のエンジンでガソリンを燃焼させますので排気ガスと一緒に出てきます。自動車の性能を現す重要な指標として「燃費」があります。
これは、1Lの燃料でどのくらいの距離を走ることができるかを現す指標です(単位は、km/Lで現わされ、大きいほど優れていることになります)。
燃費という観点では、ガソリンエンジンより軽油を使うディーゼルエンジンが優れており、ヨーロッパではCO2対策の観点から一般乗用車にもディーゼル車が普及しつつあります。日本では、他の排気ガスの大気汚染等に与える影響が懸念され少し違う動きになっています。
その他、ガソリンエンジンと電気エネルギーを組み合わせたハイブリッド自動車や電気自動車、あるいは水素エネルギーを活用した燃料電池自動車等が注目されていますね。
しかし、これらの低公害車に完全に置き換わるまではもうしばらく時間がかかりそうです。車に乗らなくて済む時は、公共交通機関を利用し、どうしても車に乗る必要がある時はエコドライブを心がけましょう。
また、車の整備を適切な時期に行っていくことも燃費改善につながります。ガソリン代が家計に与える影響は、小さくないと思いますので少しずつ実践していってみてください。