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携帯電話から、簡単にエコシートの入力やCO2増減量の順位などがチェックできます!是非ご利用ください!
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富士火災海上保険(株)と取引のある全国の自動車整備業者の任意団体FACEクラブ(会長:竹内氏)は、全国から約900社が集っています。
今回、FACEクラブは、京都議定書発祥の地「京都」で、9月18?19日に全国会長・副会長会議を開催しました。その席上、「次世代を担う子供達に少しでも良い環境を残そう!」を合言葉に二つの取組みを全国で展開することになりました。
一つは......
当サイトの主旨である「CO2の見える化」です。
会員工場の皆さんが、自社の工場の電気代やガソリン代をサイトに入力して、自分達がどれくらいCO2を排出しているかを知ろう。そして減らしていこうという取組みです。
全国の自動車整備事業者が約8万9千社近くある中で、FACEクラブのこの取組みは、まさに国内初!です。
二つ目は......、
国土交通省の各地方運輸局が取組んでいる「環境優良事業者(地域によって呼び方が違います)」の表彰を目指そうというものです。この表彰を受けるには、廃棄物の管理から始まり、環境に対して様々な取組みをしていかなければなりません。毎日の業務の合間を縫って、環境対策を各工場が全社員を挙げて取組むものです。
当日は、当サイトを共同運営している?早稲田環境研究所小野田代表(早稲田大学准教授)の環境セミナーも開催され、自整業者の環境対策のあり方も学びました。
現在、京都での全国会長・副会長会議を受けて、11あるブロックで取組みの研修会を開催しています。
次回はその研修会の模様をご紹介していきます。
9月18、19日
全国FACEクラブ下期会長・副会長会議
「FACEクラブ環境取組宣言」
全国FACEクラブ下期会長・副会長会議は、マスコミの取材を受け、「FACEクラブ環境取組宣言」の模様はマスコミリリースされました!
省エネ・省CO2を実施するといっても、いろいろな取組みがあります。
基本的な三原則は、
●運用改善......皆で意識して取り組むこまめな節電等のヒューマンな運動分
●調達改善......施設の照明を省エネタイプ等に変えていくもの
●設備改善......大型施設等は、省エネ設備機器を導入していくこと
になります。
このように順を追って進めていくのが、大きな施設や企業では大切です。企業の担当部署の方から469maランド事務局に寄せられるコメントを拝見しますと、
「いろんなメーカーが売り込みに来るけれど、どれを使っていいかわからない」
「メーカーの進めるままに導入して、結果が出なかったらどうしよう」
という声もあります。
省エネ設備は、非常にお金がかかるものがあります。
温暖化対策は必須だけれど、何千万も設備にお金をかけて、省エネ・省CO2に繫がらなかったら、意味がありません。
我々469maランドは、何よりもまず?(運用改善)をお勧めしています。大型の施設には、モニタリングを導入します。このモニタリングは、建物全体でどういうエネルギーを消費しているかを調査します。
それらを踏まえて、この施設には、
「こういう取組みが必要です」
「こういった設備を導入するといいですよ」
「そうした場合、コスト負担はこれくらいで、電気代は年間○○円削減出来ます。CO2は△△削減出来ます」
というアドバイスをしていきます。まさに調達改善、設備改善の取組みになります。
コープおおいたは、役職員皆さんで、こういった取組みを始めています。すでに4月から3回の打合せや、現地調査を経て、第二ステップに進もうとしています。
皆が納得して、施設に適した環境対策を進めていく。これが肝心ですね。
【カレーのルー】
カレーのルーが残ったら、じゃがいもをつぶして混ぜ、コロッケを作ります。適当に具材も残っていていいですよ。
【やぶれたストッキング】
やぶれたストッキングを、床みがきに使うとピカピカになりますよ。
【たくさん魚】
たくさん魚をいただいた時は、骨と皮を取りのぞいた身をミンチにして、つなぎに卵や小麦粉を入れて冷凍しておき、揚げ物や吸い物に使います。お好みで、たまねぎやにんじんを入れてもよいです。
【野菜のゆで汁】
野菜のゆで汁を熱いまま、土にまくと草がはえにくくなります。
【お茶ガラ】
天気の良い日にお茶ガラを干して、かわいたら袋に入れておきます。これを脱いだ靴の中に入れておくと一晩でニオイが消えます。
【着古したシャツ】
着古したシャツなどは小さく切って空いたティッシュの箱に詰めます。台所、洗面所、車の中etcあちこちどこでも置いて汚れ取りしてポイ!便利です。
会社施策・方針でCO2削減をやるぞ!と言われても、担当部門の方は、
「どうやるの?」
「何すればいいの?」
が、正直な感想ではないでしょうか?
にわかエコ博士になり、本を読んだり、サイトを見て研究......。
「そうだ最終的には、排出権を買えばいいんじゃないか?」
なんて乱暴な発想が生まれたり、そして困った挙句、いろいろな省エネ設備業者に声をかけ、見積りを依頼する。いろいろな特徴やら数値が並んでいるパンフレットを見比べて、今度は、
「どれがいいんだろ......」
「メーカーさんは、どれもうちが一番と自信満々だし......」
と、ますます悩む日々が始まります――。
「コープおおいた」は、大分県内に5店舗を擁し、組合員数約12万5千人の組織です。
現在、組合員さん並び職員の皆さんが取組んでいる「家庭のCO2見える化」以外にも、店舗の省エネ・CO2削減 に取組んでいます。
コープおおいたは、省エネ・省CO2を合言葉に、組織内の業態別環境委員会と、469maランドを運営する早稲田環境研究所と地球健康クラブとの合同会議を展開しています。
そして、旗艦店である「CO-OPふらいる」を皮切りに、まず店舗のCO2排出量モニタリングに取組もうとしています。
では次回からは、その進め方を中心にご説明をしていきます......。
8月1日にリニューアルします。お楽しみに!
はじめに
みなさん、こんにちは。
現在、地球温暖化やCO2(二酸化炭素)に関するニュースが連日のように報道されるようになりました。みなさんにとっても"エコ"が身近な問題になってきているのではないでしょうか?
このサイトでは、「今、できることは何だろう?」という観点から、みんなでできる温暖化対策をみんなと一緒に考えていくためのプラットフォームとして立ち上げたもので、私自身も運営に参加させていただいています。
私は、温暖化対策、ごみ問題、リサイクルなどの研究に携わっています。このコーナーでは、こうした経験も踏まえ、少しでもみなさんのお役に立てるような情報を提供できればと考えています。また、私自身も勉強させていただきながら、これからの温暖化対策のあり方についてみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。
地球温暖化ってどんな現象?
地球温暖化とは、CO2(二酸化炭素)をはじめとする温室効果ガスが、産業活動などによって大量に排出されることによって、大気中の濃度が高まり、気温が上昇する現象のことをいいます。
CO2が温暖化の主たる原因であることには違いませんが、けして悪者ではありません。もともと、太陽からのエネルギーであたためられた地表からの熱を吸収して、大気を暖める役割を果たしているのです。それによって、さまざまな生物や私たち人間が地球上で生きていくことができるわけです。
ところが、産業革命以降、人間は大量の化石燃料(石油、石炭など)を消費するようになり、大気中のCO2濃度が急上昇し、温暖化が国際的な問題として取り上げられるようになりました。
地球温暖化によってどんなことが起きるの?
地球温暖化の影響について研究しているIPCC(気候変動政府間パネル)は、このまま温暖化が進むと、2100年には最大で5.8℃上昇すると予想しています。
そうすると、以下のような現象が起こるといわれています。
進まない温暖化対策?
これだけ大変な問題なのに、我が国の温暖化対策は十分に進んでいないという指摘がなされています。日本は、1990年比で温室効果ガスの排出量を2008年(つまり、今年)から2012年までの間に6%削減することが求められています(これを定めたのが「京都議定書」です)。ところが、2005年度の日本の温室効果ガスは、減らすどころか逆に7.8%増えてしまっていています。「マイナス6%」の目標を達成するためには、13.8%削減しなければなりません。
なぜ、このような状況になってしまったのでしょうか?これは、「(地球温暖化は)対岸の火事。」という認識がぬぐえていないからだと私は考えています。CO2そのものが人体に悪影響を与えるわけではありません。深刻な問題を引き起こすとわかっていても、その影響が顕著に現れるまでの「タイムラグ(時間差)」が、「真剣」な温暖化対策への取り組みを足踏みさせてしまっている一面は否定できないと思います。
「省エネが大事なのはわかる。でも、自分くらいは・・・。」と思ったことがある人がほとんどではないでしょうか?こうした「総論賛成、各論反対。」は環境の問題ではよくあることなのです。
まずは、CO2排出量の「見える化」!
だからといって、江戸時代に戻ることもできません。「今、できること。」から着実にはじめて、少しずつライフスタイルの転換をはかっていくことが大事だと考えています。
世界中で「CO2のダイエット」が求められています。ダイエットするときは、必ず体重計にのると思います。このサイトでは、「CO2の体重計」を提供します。そこから、「どうやったらCO2を減らせるか?」を少しずつ考えていきたいと思います。
初回なので、少し堅い話になりました。次回以降は、独自の視点から、多面的にいろいろな情報を提供していきたいと思います。
2008/06/23
早稲田大学環境総合研究センター
准教授
株式会社早稲田環境研究所 代表取締役
小野田弘士