Earth Health Club Corporation
ずっと地球とお友だち
個人の皆様 法人の皆様 受験問題に挑戦! 469ma(シロクマ)ランドとは? W-Terminalメンバーオンリー
TOP アドバイス ECOを知る ログイン

電気の最近のブログ記事

1  2  3  4  5  6  7  8

ユニフォームと聞くと、どういった言葉をイメージしますか?「制服」、「いつも着ている」?もしかしたら、「いつも着ているからちょっと汗臭いイメージ」なんてことを言う人もいるかもしれませんね。

 

帝人ファイバー社が、ポリエステル製品の循環型リサイクルシステムにより、リサイクル可能で、節電に対応した環境配慮型ユニフォーム向け素材を開発したと発表しました。「エネセーブ」というブランド名で展開していくそうです。

http://www.teijin.co.jp/news/2012/jbd120326.html

 

発表によると、エネセーブは、節電を実施している製造現場での快適性を重視し、夏服は通気性を高めて衣服内の温度を下げ、冬服は保温性に優れた柔らかな素材で重ね着などの温度調節をしやすくしたことで、間接的に消費電力の低減を図るそうです。速乾性や形態安定性に優れ、乾燥機での乾燥時間短縮、アイロンがけの回数減少に伴うエネルギー消費量低減にもつながるとしています。

 

エネセーブには、帝人ファイバーが推進する循環型リサイクルシステム「エコサークル」から生まれたケミカルリサイクル繊維を使用しており、科学的に分子レベルまで分解し、石油からポリエステル原料を製造する場合と同じ品質の製品に再生できるため、リサイクルに伴う品質劣化を抑制できるそうです。石油の消費量を抑えることで、エネルギー消費量やCO2排出量を約80%削減できるとのこと。

 

早速、富士フィルムグループの作業着に導入するそうです。使用後は、学生服やユニフォームなどのメーカー商社である株式会社チクマが回収し、「エコサークル」によりケミカルリサイクルされることで、石油由来のポリエステル原料を使用して同着数のユニフォーム(ブルゾンおよびパンツ5万セット)を製造する場合に比べ、約255t相当のCO2排出量削減に貢献するとしています。

 

これまでは衣類のリサイクルやリユースをお願いしてきましたが、衣類の素材から環境に配慮しようという今回発表された「エネセーブ」のような衣類を選ぶことも立派な環境配慮行動と言えます。ユニフォーム以外の衣類にも展開された際は是非検討してみて下さいね。

省エネ効果&健康促進「LED照明」登場

先週に続いて、環境関連の新製品のご紹介です。

 

シャープから、住宅向けのシーリングライトのLED照明が316日に販売されます。従来型の製品で採用している寒色や暖色に加え、新たに"さくら色"を追加し、「癒し」と「安眠サポート」の効果を実証するものです。

http://www.sharp.co.jp/led_lighting/ceiling/sakura/

 

一口でさくら色と言っても、「八重桜色」と「ソメイヨシノ色」の2色に設定できるとのこと。もちろん、これまでの標準色だった寒色や暖色にも切り替えられます。

色をボタン一つで簡単に変えられるのもLEDだからこその特徴。この特徴と健康(=「癒し」・「安眠」)を結びつけた今回の商品リリース。単に省エネをアピールするだけではない家庭向け環境商材、今後もこのような流れが続くでしょう。

進化するコンセント

14日にソニーが新型コンセントを開発したことを発表しましたがご存知ですか。このコンセント、機器との接触なしにデータをやりとりする技術などを応用したもので、電気機器がコンセントに接続された際に、機器または利用者を判別・認証し、電力との関連付けが可能な「認証型コンセント」になっています。

今後、認証型コンセントが普及すると、利用者は新たに家電製品や電気自動車などの所有者の認証、機器ごとの電力管理・利用、電力利用の許可、過去の電力利用履歴の記録や電子マネーとの組み合わせによる電力課金・決済などができるようになります。さまざまな形で応用も可能で、普段は通電せず、利用時のみ機器認証を行い通電させることができるため、例えば異物を差し込んでも感電しない安全なコンセントを実現することができます。

 

また、消費電力の「見える化」にとどまらず、電力利用状況データを住宅やビル内、あるいはインターネット上のクラウドサービスを用いて蓄積・解析を行う事で、機器の使用状況や劣化の程度も継続的に確認できます。電力の需給がひっ迫した場合は、医療機器や冷蔵庫などには給電したまま緊急度の低い機器のみ電源オフにすることで、住宅やビル丸ごとの停電を回避する事も可能になります。

本技術、HEMSと組み合わせても力を発揮することが期待できます。認証型コンセントの情報をHEMSが統合することが容易になることで、分電盤単位での管理が主流のHEMSも、本技術によりきめ細かなエネルギー管理ができるようになることが期待できるからです。

 

50年ほど手つかずで変わっていなかったコンセントも、ついに進化の時を迎えたようです。湯水のように使っていた「電気」を見直す動き、まだまだ続くでしょう。

2/23東京MXテレビ「ゴールデンアワー」の「ゴールデンサミット(経済)」のコーナーで、早稲田環境研究所の超小型モビリティULV、簡易HEMS"Smart Bulb"、蓄電池が紹介されました。


● 2/23(木) 21:00 - 22:00 O.A. ●


エネルギー研究や早稲田環境研究所に関する取締役会長 小野田のインタビューも放映されました。

全国の室内気温

冬も終わりに近づいていますが、毎日のように雪が降っていますね。さて、本日は全国の冬の室内気温を見てみます。


室温ランキング.png

出典:ウェザーニューズWEBサイトより早稲田環境研究所作成

 

これを見て皆さん何か思いませんか?

北海道や東北の県が以外にも室温が高めなことが分かります。外が寒い分、室内は暖かくするのかもしれませんね。

また室温が低い県に九州、四国、中国地方の県が入っていることにも注目です。

寒すぎて体調を壊すほど省エネすることはお勧めしませんが、この節電の冬空調設定を控えめにして、消費電力を抑えたいですね。

1125日発行の日経産業新聞に株式会社早稲田環境研究所の簡易HEMSSmart Bulb」の記事が掲載されました。

タイトル:「早大発VB、電気使うと照明の色変化

      1分前と比較、節電促す」

是非チェックしてみて下さい。

発電量の季節変動

11月も下旬になり、今年も残すところあと1ヶ月少々。最近は特に日が暮れるのが早いですね。


さて、皆様の中にも太陽光発電システムを設置されている方が多いのではないでしょうか?季節によって日照時間は異なるので、太陽光発電システムも発電量も変わります。どれくらい変わるか見てみましょう。


下図は産総研つくばセンターの過去4年間の発電量と電力供給割合を月平均でグラフ化したものです。


産総研つくばセンターの太陽光発電の発電量と電力供給割合の実績(4年間の平均)

出典:独立行政法人産業総合研究所 太陽光発電システムにおける実証・評価資料

 

これを見ると日照時間が短い冬の発電量が少ないことがわかりますね。でも、このグラフにはもう一つ注意して見て欲しい箇所があります。6月、7月の発電量が3月-5月よりも低いことです。


これは梅雨のため日照量が少ないことに加え、太陽光発電システムは一般的に熱を持つと発電効率が悪くなるためです。季節変動を知っていると発電量を見る楽しみも増えますね。

本格的な冬に向けて

寒くなってきましたね。本格的な冬にむけて、今のうちに知っておいてもらいたいこと、冬の間心がけてもらいたいことをまとめます。

 

冬場の電気の使用状況は下図のようになっています(縦軸は使用電力量)。

111111_1.png

冬期における使用電力量の時間変化の様子

出典:関西電力 今すぐできる!冬の節電ポイント集資料

夏の電力使用量のピークは日中でした。冬は朝と夕方にピークが来ます。これは、朝起きて暖房機器をON、そして夕方帰宅して暖房機器をONすることが多いからです。ONにした直後が最も電力を喰います。部屋が暖まってくると、後は温度が下がらない様に電力が使われるため、上図のように9:00から21:00の間ずっと使用電力量は高い状態になるのです。

 

これを受けて、冬の間に心がけてもらいたいことがあります。

まず、暖房の設定温度の上げ過ぎには注意しましょう。推奨設定温度は19度です。そして、「ちょっと寒いかな」と思ったら、設定温度を上げる前に1枚着込むようにしましょう。また、他の暖房機器よりも使用電力が低いコタツの活用も、ご検討下さい。電気を使わない灯油ストーブも良いのですが、使用時にはくれぐれも一酸化炭素中毒にはお気を付けを!

その他に、「あっため小物」も活用されてはいかがでしょうか。例えば、最近おしゃれなカバーがいっぱい出ている湯たんぽ。使用前にお湯を沸かせば長く温まることができて良いですね。

また、首には頚動脈などの太い血管が集中していますが、そのわりには無防備で、脂肪も薄いため、寒さを感知しやすくなっています。逆に言えば、首を温めれば温かさを感知しやすいということ。首を温めるマフラーやネックウォーマー等も是非取り入れましょう。マフラーの中にUSBでも充電可能な簡易ヒーターが入っているものも発売されています。

コタツや「あっため小物」を活用し、節電の冬も楽しく乗り切りましょう。

世界の電気料金

自分の家の電気代が高いと思いますか?

きっと皆さん高いと感じていられるのではないでしょうか。

ここで世界各国の電気料金を見てみます。


111107.gif

出典:経済産業省 資源エネルギー庁 エネルギー白書2010

http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2010energyhtml/2-2-4.html

 ※単位はドル/kWh

 ※2008年(日本とドイツは2007年)データ


日本は欧州各国よりも電気料金が低いですね。

欧州ではLEDが推進されている背景にはこんなこともあるのでしょうね。

東京メトロ(東京地下鉄株式会社)が駅改良工事等に合わせて、来年2月から駅構内の照明をLED照明への置き換えを進めると発表しました。

蛍光灯からLEDに交換することで、駅構内照明における消費電力が約40%削減されるそうです。またLED照明は長寿命ですので、交換周期が約3倍となります。そのため、取り換えの手間と排出される廃棄物量1/3になります。

平成242月に田原町駅を皮切りに、平成27年にかけて11の駅に導入するそうです。なお、その他の駅についても、今後、駅改良工事計画等を踏まえながら検討するそうです。


身近な存在である「駅」の照明がLED照明に置き換わり始めました。駅だけでなくあなたのお家でも、LED照明や電球型蛍光灯への置き換えを始めませんか?

1  2  3  4  5  6  7  8
早稲田大学 小野田准教授のワンポイントエコ授業
 
みんなで学ぼう!地球で起きてるこんなこと 
 
地球健康クラブ
 
早稲田環境研究所
 
NPO法人469maネット
 
このシロクマランドは早稲田環境研究所と地球健康クラブが共同で運営しております。

Supported by
Earth Health Club Corporation

月別記事