Earth Health Club Corporation
ずっと地球とお友だち
個人の皆様 法人の皆様 受験問題に挑戦! 469ma(シロクマ)ランドとは? W-Terminalメンバーオンリー
TOP アドバイス ECOを知る ログイン

電気の最近のブログ記事

<前の10件 1  2  3  4  5  6  7  8

電力と電力量の違い

皆さん、電力と電力量の違いはご存知ですか?


節電や省エネに関する記事などを見ていると、「これは電力と電力量を取り違えているな」と思うような記事が時々あります。

 

では、電力と電力量はどのように違うのでしょうか。

電力とは、単位時間に電流がする仕事量のことを「電力」と呼んでいます。簡単にいうと、瞬間的な電気の量ということができます。単位はWkWです。

電力量とは電力に時間を掛けたものであり、使用した量のことです。単位はWhW時)やkWhkW時)です。

 

えっ?これでもわかりにくいって?そうなんです、ちょっとわかりにくいんです。

でも、電力を水に例えて考えると分かりやすいんですよ。瞬時の流量と電力、溜まった水の量と電力量は似ています。

 

蛇口を調節して、初めの30分間は5L/時間]、その後30分間は10L/時間]の流量で水をためたとすると、

5 L/時間]×0.5[時間]+10L/時間]×0.5[時間]=7.5[L]

となり、容器には1時間で7.5[L]たまります。

 

電力と電力量も同じようなものです。

初めの30分間は電力5[W]、その後30分間は電力10[W]使用すると、

5[W]×0.5[時間]+10[W]×0.5[時間]=7.5[Wh]

となり、1時間で7.5[Wh]使ったことになります。

【出典:山浦綜合事務所WEBサイト】

 

なんとなく分かりましたか?

こんなことに気をつけて記事を見ると楽しいですよ!

 

京都議定書はどこへ

今年の夏は「節電」の話で持ちきりでしたね。さて、最近は涼しくなり、早くも冬の足音が聞こえている気がします。

 

さて、みなさんは京都議定書というものをご存知でしょうか。

 

1997年に京都市で「第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)」が開催されました。この会議の中で議決した議定書のことを、「京都議定書」と呼びます。その中で求められている日本の削減量は-6%1990年比)です。


この「-6%」の期間はいつか分かりますか?

2008年-2012年です。今は2011年ですね。

 

さて、今の日本の現状をおさらいしてみましょう。

・地震により、ほとんどの原発が停止している。

・今後も原発は減らす方向へ向かうと思われる。

・原発停止により足りない分の電力は火力発電により賄うことが現実的。

・火力は他の発電と比較して多くCO2を排出する。

 

今後数年間を考えると、おそらく日本のCO2は増える方向になると思います。

10年、20年後は再生可能エネルギーが増えていると思いますが・・・)

 安全性、CO2、コストといった全てを考慮しながら政策を決定するべきなんだと私は思います。

LED電球の形、ご存知ですか

先週、LED電球のシェアが5月くらいから急激に伸びて1番になっていることを紹介しました。

その、LED電球の姿かたちは皆さんご存知でしょうか?次のうちどれかわかりますか?

 

110915.jpg

 

答えは・・・?

 

Bですね。他の2つは何だかわかりますか?Aが白熱電球、Cが電球型蛍光灯です。先週、「電球型蛍光灯の方が白熱電球より省エネ&お得」とお伝えしましたが、街中で上図のCって、そんなに見かけませんよね・・・ですが、今は上図のBを見かける機会が増えてきているのではないでしょうか。今日立ち寄ったカフェの電球もLED電球に替わっているかも。ちょっとお店の中の電球を見上げてみませんか。

LED電球って売れてるの?

夏の節電要請も一段落しましたね。今年の夏は停電せず、安心しました。

 

さて、以下の図は、全国と関東甲信越における電球の地区別数量構成比、つまり電球のシェアということです。

110909.jpg

これからLED電球のシェアが大きくなっていて、一番になっていることがわかりますね。

 

ここで私が一番驚いたのは、電球型蛍光灯のシェアが常に白熱電球よりも小さいことです。

 

白熱電球を電球型蛍光灯に替えるという省エネ対策は以前から広く知られていますが、全然広まっていなかったのですね。

(お金の面でもお得なんですよ!)

 

このデータをみて、自分が考えていることと、世の中で起こっていることはぜんぜん異なるなと改めて感じました。

 

みなさんはこれを見てどう思いましたか?

夏と冬のCO2排出量

8月も終わりましたね。今年はエアコンを付けましたか?

 

最近はCO2の話がなくなっていますが、たまにはCO2の話をしてみましょう。

 

以下は平成20年度8月と12月の京都市の家庭における電力、都市ガス使用量の平均値です。

8月 電気580kWh 都市ガス10.9m3

12月 電気436kWh 都市ガス36.6m3

出典:http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000043199.html

 

CO2の換算係数は以下のとおりとします。

電力  0.294 kg-CO2/kWh

都市ガス  2.23 kg-CO2/m3

 

このとき、8月と12月どちらがCO2を出しているでしょうか。

 

答えは12月です。

8 195 kg-CO2

12210 kg-CO2

 

意外じゃないですか?

CO2削減という観点から考えると、冬場も重要ですね。

今日はクイズを出題します。

 

さて、問題です。

一般家庭における年間のCO2排出量は約4086 kgです。このCO2を杉の木に吸収させるとすると、杉の木は約何本必要でしょうか。なお、杉の木1本当たり1年間の平均吸収量は14 kg-CO2とします。

 

正解は・・・?

 

4086 kg ÷ 14 kg-CO2 = 291.8 本 

よって約292本ですね。

 

簡単でしたか?問題は簡単でも、その数の意味は簡単なことではないですね。例えば1家庭で出しているCO2を、各家庭が庭に杉の木を植えて吸収させる、なんて、現実的には難しいです。292本も杉の木を植えられる庭がある家なんてそうそうありません。出したものを自分のところでキャンセルさせることが難しいのなら、せめて出すCO2量を減らしましょう。

CO2排出量を減らすにはどういった工夫をしたらいいかについては、469ma.jpのアドバイスを参考にして下さいね。

蓄電池のご紹介 つづき

さて、先週の問題の答え、わかりましたか?

 

正解は・・・

 

2.の2時間です。各家電の消費電力を、冷蔵庫が375W、テレビが360W、エアコンが500Wとすると、

375+360+500=1235W

ですね。

蓄電池の容量が2kWhですので、2kW=2000Wですから、

2000/1235=1.6h

となり、約2時間が正解になります。


・・・え?「案外短いな」ですって? 

ちょっと考えてみて下さい。今、停電になって部屋の中が真っ暗になったら、懐中電灯をつけますよね。懐中電灯で2時間は最低限の明るさを保持できると思ったら、ちょっと安心ではありませんか?それと同じで、2時間は冷蔵庫、テレビ、エアコンが使えるのだと思うと、十二分に安心ですよね。


停電時のために懐中電灯を用意しているご家庭は多いと思います。それと同じ感覚で、蓄電池の購入も、検討してみては?

家庭で使う蓄電池

皆さんこんにちは。

 

震災以降蓄電池が注目されていますね。

 

はじめから蓄電池を搭載した住宅として、アキュラホームが開発した蓄電池搭載の「エネルギーセキュリティ住宅」等が知られています。この開発には私ども早稲田環境研究所も協力しております。

 

また、持ち運びできる家庭用蓄電池も注目されています。家電量販店のヤマダ電機は2.5kWh190万円程度の蓄電池を販売しています。

【ヤマダ電機販売蓄電池】

http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20110414_439583.html

 

さてここで問題です。

この持ち運びできる蓄電池は停電時にどのくらい使えるかご存知ですか?冷蔵庫、テレビ、エアコンを使った場合、何時間くらい持つでしょうか?

1. 5

2. 2時間

3. 1

 

正解は来週発表しますので、それまで考えてみて下さいね。

冷房時にカーテンを閉めますか?

みなさん、節電の夏どのように過ごされていますか。

 

エアコンはつけたくないけれど、つけないと熱中症になるかもしれない・・・

 

難しい選択ですね。

 

風が通らなくて、本当に暑い場合、温度設定を控えめにしてエアコンをつけることが良いのではと私見ながら感じます。

 

さて、昼間にエアコンをつけるときに、こんなことを思いませんか?

「カーテンを閉めて照明をつけてエアコンをつけるか、カーテンを開けて照明を消してエアコンをつけるかどっちがいいんだろう?」

 

簡単ですが試算してみます。

カーテンではないですが、ブラインドを全閉した時の冷房節電効果は冷房の10%程度のようです。カーテンも同様の節電効果と仮定します。

 

6畳の部屋の冷房定格消費電力は約500W程度なので、その10%が省エネできたと仮定すると50Wの消費電力削減効果があります。

 

ということは、50W以下の照明をつければ、カーテンを閉めたほうが節電できるということになります。


通常のランプ型蛍光灯は10W程度ですので、それだけをつければ節電できますね!

 

暑い夏ですが体調を崩さないようにお気をつけ下さい。

 節電の夏が始まりました。どこも節電で、エアコンの使用を控えていたり、エアコンを使っていても設定温度が高めですので、今までの夏と比べると、やはりちょっと暑いな、と感じます。これまで、いかに湯水のようにエネルギーを使用していたかが身に沁みます。

 

 さて、家庭でも節電に取り組んでいらっしゃるかと思いますが、消費電力が大きいものを複数同時に使ってはいませんか?例えばドライヤーは1500Wくらいの消費電力です。また、食器洗い乾燥機は1300Wです。両方を同時に使うと2800Wにもなってしまいます。消費電力の大きいものは、同時には使わず、片方を使い終わってから使うなど、使い方を工夫しましょう。

 家電がどれくらいの消費電力なのかは、【SAVE THE ENERGY】キャンペーンページの【家庭の節電】ページ下部にあるチャレンジシートを参考にして下さいね。

http://www.469ma.jp/base_tpl.php?tpl=se_family.tpl

 

 節電の夏、みんなで乗り切りましょう。

<前の10件 1  2  3  4  5  6  7  8
早稲田大学 小野田准教授のワンポイントエコ授業
 
みんなで学ぼう!地球で起きてるこんなこと 
 
地球健康クラブ
 
早稲田環境研究所
 
NPO法人469maネット
 
このシロクマランドは早稲田環境研究所と地球健康クラブが共同で運営しております。

Supported by
Earth Health Club Corporation

月別記事