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ガスの制御も手元でOKなHEMS登場

東京ガスが、ガスの制御とガス・電気の「見える化」ができるHEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)のサービスの実証を、新築および既築の集合住宅約600戸を対象に、今年度より順次開始すると発表しました。

http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20111014-01.html

 

これまでHEMSと言うと電気の制御と「見える化」がほとんどでしたが、こちらではガスの制御と電気の「見える化」が可能です。

帰宅前に、カバンの中のiPadで湯船にお湯を張るよう画面のボタンを押し、家に着いたらすぐに湯船につかる、ということが可能になります。もちろん、ガスと電気の使用量や過去データとの比較なども可能です。詳しくは上記URLをご参照ください。

 

ガスと電気の両方の制御と「見える化」を備えたHEMSは、各社まだ開発中の様ですが、開発が終わる日は近そうですね。

今日はクイズを出題します。

 

さて、問題です。

一般家庭における年間のCO2排出量は約4086 kgです。このCO2を杉の木に吸収させるとすると、杉の木は約何本必要でしょうか。なお、杉の木1本当たり1年間の平均吸収量は14 kg-CO2とします。

 

正解は・・・?

 

4086 kg ÷ 14 kg-CO2 = 291.8 本 

よって約292本ですね。

 

簡単でしたか?問題は簡単でも、その数の意味は簡単なことではないですね。例えば1家庭で出しているCO2を、各家庭が庭に杉の木を植えて吸収させる、なんて、現実的には難しいです。292本も杉の木を植えられる庭がある家なんてそうそうありません。出したものを自分のところでキャンセルさせることが難しいのなら、せめて出すCO2量を減らしましょう。

CO2排出量を減らすにはどういった工夫をしたらいいかについては、469ma.jpのアドバイスを参考にして下さいね。

駅が進化している?

みなさんが利用されている駅が、実は少しずつ環境対策が進んだ「エコステーション」に変化していることをご存知でしょうか。直近では、201128日に東京都の四ツ谷駅の改修が発表されました。改修で、省エネルギー・再生可能エネルギーなど、さまざまな環境保全技術を導入するそうです。また、今後四ツ谷駅では駅員さん達が積極的に省エネの取り組みを行うようにするとのこと。エコ改修が決まったのはこれが第一弾ですが、既に第二弾として海浜幕張駅が検討されているなど、これから改修をどんどん進めていくようです。

出典:東日本旅客鉄道株式会社「エキはエコへ」

http://www.jreast.co.jp/press/2010/20110204.pdf

新しく出来た駅がエコステーションのケースとしては、昨年20103月半ばに新設された「摂津市駅」(阪急京都線)があります。摂津市駅では、駅で排出されるCO2量が排出量取引により相殺される量と環境配慮施策によりCO2削減計画されている量の和と等しく、実質的には駅から排出されるCO2排出量はゼロだと発表されています。

出典:阪急電鉄株式会社「新駅摂津市駅」

http://hankyu100th.jp/settsu-shi/

また、実は駅の屋上が緑豊かになっている駅ビルもあります。さいたま新都心駅ビルやルミネ立川店など屋上緑化されている駅ビルは意外とあるんです。屋上緑化することで建築物の断熱性UPが見込まれますが、もちろん景観も良くなりますので、駅利用者としてはリラックススポットが駅徒歩0分で行けてちょっと嬉しいですね。

みなさんの利用されている駅も実はエコステーションかもしれませんし、もしかするとこれからエコステーションに進化するかもしれません。毎日利用している駅、少しだけ注意深くチェックしてみては?

HEMSって?

 みなさんのご家庭でも少しずつ(かもしれませんが)省エネが進んできたのではないかと思います。待機電力のこまめなカットや、洗濯は残り湯で・・・など、家庭で出来ることはたくさんありますよね。

さて、みなさんはHEMSってご存知ですか?HEMS(ヘムス、と読みます)とは、Home Energy Management Systemの頭文字を取ったもので、家庭内のエネルギーを管理するシステムのことです。家庭内のエネルギーには、電気やガスなどがありますよね。これらをITの技術で管理・運用すれば、家庭内のエネルギーを無駄なく・効率良く使えるため、省エネを進める上で近年とても注目されている技術なのです。

「エネルギーを管理・運用?誰がやるの?・・・え?自分でやるの?ホントに?難しそう!無理無理!!」なんて声が聞こえてきそうですね。そんな心配を吹き飛ばすために、一例を挙げましょう。例えば、あなたのおうちの寝室のエアコンが付けっぱなしになっていたとしましょう。このエアコンの電力は、もちろん無駄!ですね。しかしあなた自身はリビングでTVを見ていた場合、寝室のエアコンが付けっぱなしになっていることにはなかなか気づきにくいと思います。「付けっぱなしになっているかも・・・」なんて、いちいち確認しに行きませんよね。私だったら面倒ですしTVも気になるので、絶対TVの前から動きません(断言出来ます)!さて、こんな時、TVの画面の端でエアコンのアイコンが表示され、点滅していたらどうでしょう。「あれ?まさか付けっぱなし?」と気づけばCM中にでも消しに行けますね。他にも、エアコンの設定温度が高すぎるとTVの端で「設定温度が高すぎない?」といったアイコンが出ていれば、温度を下げたりそのままにしたり出来ますよね。つまり、気がつくことさえ出来れば、自分達でコントロール出来ちゃうんですよ。案外、難しくないですね。こんな調子で家全体のエネルギーをコントロール出来るという技術が、HEMSなんです。

こういった仕組みが、今、普及し始めようとしています。「難しいかも・・・」と身構えてしまわないで、導入を検討してみてはいかがでしょうか。もちろん、今まで通りエネルギーの無駄使いをしないよう、気を付けることは続けて下さいね。

 前回の続きです。

○テレビ待機電力

・年間電気代 0.1W×22h×365日÷1000×22円≒18

・年間CO2排出量0.1W×22h×365日÷1000×0.339kg-CO2/kWh0.272kg-CO2/kWh

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○ガス給湯器待機電力

・年間電気代 4.3W×23h×365日÷1000×22円≒794

・年間CO2排出量 4.3W×23h×365日÷1000×0.339kg-CO2/kWh12.2kg-CO2/kWh

100924_2.png   

 テレビの待機電力はそうでもないですが、ガス給湯器の待機電力が電気代・CO2排出量共に大きいことがわかります。では、省エネのために待機電力をカットするのにいちいち、コンセントを抜いていたとすると、時計の設定、選局メモリが初期化される(この状況はメーカーによって違うようです。)などの不便さが生じてきます。省エネを重視するのは良いけれど、利便性を害されるのはなあ・・・と思う人もいるかもしれません。なかなか難しい問題ですね。

 

 この様な省エネ・利便性の両方を?早稲田環境研究所は追求しております。

 

 

 普段、生活している中でふと疑問に思うことがありませんか?今回のキーワードは、「待機電力」です。

待機電力とはコンセントに接続された家電製品が、電源の切れている状態(待機時)で消費する電力のことを良い、待機時消費電力とも呼ばれます。財団法人省エネルギーセンターの平成20年度の待機時消費電力調査報告書には、家庭一世帯あたりにおける全消費電力量の6%を待機電力が占めると記載されています。

例えば、テレビ。私の場合、テレビを見るのは朝と夜の1時間程度なので1日のうち、ほぼ待機状態になってしまっています。そこで、今回は自宅にあり、待機状態になることの多い機器を対象にそれらの待機時の年間電気代、CO2排出量を調べてみました。調べてみたところ、私が主に家庭で使用している機器(テレビ、オーブンレンジ、洗濯機、扇風機、ガス給湯器)のうち、待機時に電力を消費しているのはテレビ、ガス給湯器でした。

 

 ★条件

○テレビ(東芝 REGZA32A900s

・電源「待機」時消費電力0.1W122時間待機)

○ガス給湯器(ハーマンガス給湯器YS1624R(B)

・電源「待機」時消費電力4.3W123時間待機)

 

CO2排出係数は0.339kg-CO2/kWhH20年度:東京電力)を使用

・電気代は1kwh22円とする(税込 全国10電力会社平均)

 こういった条件で計算してみます。答えは次回までお楽しみに?♪

 

 

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私たちが生活する上で、どうしても欠かせないモノってありますよね?
たとえば、エアコン。テレビだってそうです。
レジ袋がエコバックに代替できるように、
エアコンを〇〇に代替する...なんてことは今はまだできません。


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図1 各製品の使用による年間1世帯あたりCO2排出量

その製品を代替できないのであれば、
その製品のもととなっているエネルギー源を変更してみてはいかがでしょうか。

例えば、ENEOSの「家庭用燃料電池 エネファーム」や
エコな給湯器「エコキュート」などが有名ですね。

そして、今注目されている家庭用エネルギーシステムに
「太陽熱利用」システムというものがあります。

太陽エネルギーといえば、太陽光発電が有名ですが、
太陽熱利用システムでは、家の屋根などに設置した太陽熱温水器で温水を作り、
それを、お風呂や給湯に使うことができます。

太陽熱利用システムを使用するだけでも、
30
%以上のCO2 を削減することができるんですよ。

是非、皆さんも「太陽熱利用」について調べてみてください。

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