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都市ガスの最近のブログ記事

京都議定書はどこへ

今年の夏は「節電」の話で持ちきりでしたね。さて、最近は涼しくなり、早くも冬の足音が聞こえている気がします。

 

さて、みなさんは京都議定書というものをご存知でしょうか。

 

1997年に京都市で「第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)」が開催されました。この会議の中で議決した議定書のことを、「京都議定書」と呼びます。その中で求められている日本の削減量は-6%1990年比)です。


この「-6%」の期間はいつか分かりますか?

2008年-2012年です。今は2011年ですね。

 

さて、今の日本の現状をおさらいしてみましょう。

・地震により、ほとんどの原発が停止している。

・今後も原発は減らす方向へ向かうと思われる。

・原発停止により足りない分の電力は火力発電により賄うことが現実的。

・火力は他の発電と比較して多くCO2を排出する。

 

今後数年間を考えると、おそらく日本のCO2は増える方向になると思います。

10年、20年後は再生可能エネルギーが増えていると思いますが・・・)

 安全性、CO2、コストといった全てを考慮しながら政策を決定するべきなんだと私は思います。

夏と冬のCO2排出量

8月も終わりましたね。今年はエアコンを付けましたか?

 

最近はCO2の話がなくなっていますが、たまにはCO2の話をしてみましょう。

 

以下は平成20年度8月と12月の京都市の家庭における電力、都市ガス使用量の平均値です。

8月 電気580kWh 都市ガス10.9m3

12月 電気436kWh 都市ガス36.6m3

出典:http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000043199.html

 

CO2の換算係数は以下のとおりとします。

電力  0.294 kg-CO2/kWh

都市ガス  2.23 kg-CO2/m3

 

このとき、8月と12月どちらがCO2を出しているでしょうか。

 

答えは12月です。

8 195 kg-CO2

12210 kg-CO2

 

意外じゃないですか?

CO2削減という観点から考えると、冬場も重要ですね。

こんにちは。469maランドに毎月電気代、水道代などを入力してくれている皆さん、もしくは最近、ちょっと忘れがちだったなという皆さん・・・!

以前、469maランドブログでも「みなさんのCO2排出量はどのくらい?」や、「CO2排出量の1年間の推移は?」で、グラフのデータやCO2排出量について述べましたが今日はある469maユーザーさん(私ですが。)のグラフを紹介しようと思います(リニューアルしたということもありますし・・・)。

110114.jpg


さて、グラフに表示される色つきの棒は、皆さんが入力をしている電気、ガス、水道代などの料金を積み上げて示しています。入力の登録をしているエネルギーの数だけ、色つき棒が積み上げられるという形になりますね。また、自分が今月合計何円使ったかは、グラフの一番下に表示され、同じ世帯の人の金額は星☆マークで示されます。

 このグラフを見ると、7月からのデータしかない水道を除いても、4月・9月が高そうです。9月は間違いなく昨年の暑さの影響を受け、電気(エアコンが主でしょう・・・)をたくさん使ってしまったことがあらわれています。4月はちょうど、ガスコンロを購入したばかりで勢いでガスで料理をたくさんしたせい・・・と、思います。10ヵ月ほどの入力ですが、「ああ、こんなに使ってる・・・。」と改めて思います。

 こんな感じでいろいろ比較して見ると面白いですよ♪また、このユーザーのように9月に使いすぎてしまった!と感じた時は、来月は電気代を○○円以内にしようなどの目標を付けてみると面白いのかもしれません。

 また、グラフの一番上に表示される数字はCO2の排出量を示しています。グラフだと大体毎月、人1人分ものCO2を出していることになっています。1年間だと約720kgにもなります!!

 しかし、以前も述べましたがいきなり○○円削減!!とやってしまうよりは、夏はエアコンの温度を1℃下げてみる、中間期(春・秋)はエアコンを使用しないなどパターン化して対策することが重要ですね。

 469maランドでは毎月入力していくとポイントが貯まり、素敵なグッズと交換することが出来ます!!ぜひ、エネルギー使用量・使用料金を見える化して上手く利用方法を考えてみてはいかがでしょうか?

暖房費を抑えよう!!

こんにちは。早稲田環境研究所新人2号です。

 

近頃急に寒くなってきましたね。

皆様は暖房を入れましたか?

なぜか家が温かいので、私はまだ暖房を使っていません。

 

さて、「近頃不景気なので、暖房費を抑えたい!!」という方も多いと思います。でも省エネ型製品に買い換えるのは、初期投資がかかるので、思い切れませんよね。

 

そこで、初期投資無しで暖房費を抑えるちょっとした知恵をお教えします。

 

それは扇風機です。


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えっ?なぜって?

 

暖房で暖められた空気は膨張し、密度が低くなります。密度が低い空気は上に向かうので、天井付近にたまっています。

お風呂で上が熱くて、下がぬるいのと同じ理屈ですね。

 

でも家にいるときは大抵座っていますよね。これでは暖かい空気の恩恵を受けられません。

そこで、扇風機で上にたまっている空気をかき混ぜてあげるのです。

 

天井の温度が5℃-10℃高くなっていることも珍しくありません。そんな時は扇風機で空気をかき混ぜてあげることで、2℃-5℃程度空調の設定温度を上げることも可能です。

 

1℃空調の設定温度をあげると約10%の省エネと言われているので、扇風機を使うことで20%-50%の省エネができる可能性があります。

扇風機の電力は暖房の約5%-10%ですので、それを考えても省エネですね。

 

 

ちなみに、扇風機の風が当たると寒いので、扇風機は上に向けてくださいね。

また、扇風機がない場合は、暖房の風向きを下向きにするだけでも空気が混ざり、暖かくなります。

 

今年の冬は寒いと聞いていますが、快適かつ省エネに過ごしましょう。

 前回の続きです。

○テレビ待機電力

・年間電気代 0.1W×22h×365日÷1000×22円≒18

・年間CO2排出量0.1W×22h×365日÷1000×0.339kg-CO2/kWh0.272kg-CO2/kWh

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○ガス給湯器待機電力

・年間電気代 4.3W×23h×365日÷1000×22円≒794

・年間CO2排出量 4.3W×23h×365日÷1000×0.339kg-CO2/kWh12.2kg-CO2/kWh

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 テレビの待機電力はそうでもないですが、ガス給湯器の待機電力が電気代・CO2排出量共に大きいことがわかります。では、省エネのために待機電力をカットするのにいちいち、コンセントを抜いていたとすると、時計の設定、選局メモリが初期化される(この状況はメーカーによって違うようです。)などの不便さが生じてきます。省エネを重視するのは良いけれど、利便性を害されるのはなあ・・・と思う人もいるかもしれません。なかなか難しい問題ですね。

 

 この様な省エネ・利便性の両方を?早稲田環境研究所は追求しております。

 

 

 普段、生活している中でふと疑問に思うことがありませんか?今回のキーワードは、「待機電力」です。

待機電力とはコンセントに接続された家電製品が、電源の切れている状態(待機時)で消費する電力のことを良い、待機時消費電力とも呼ばれます。財団法人省エネルギーセンターの平成20年度の待機時消費電力調査報告書には、家庭一世帯あたりにおける全消費電力量の6%を待機電力が占めると記載されています。

例えば、テレビ。私の場合、テレビを見るのは朝と夜の1時間程度なので1日のうち、ほぼ待機状態になってしまっています。そこで、今回は自宅にあり、待機状態になることの多い機器を対象にそれらの待機時の年間電気代、CO2排出量を調べてみました。調べてみたところ、私が主に家庭で使用している機器(テレビ、オーブンレンジ、洗濯機、扇風機、ガス給湯器)のうち、待機時に電力を消費しているのはテレビ、ガス給湯器でした。

 

 ★条件

○テレビ(東芝 REGZA32A900s

・電源「待機」時消費電力0.1W122時間待機)

○ガス給湯器(ハーマンガス給湯器YS1624R(B)

・電源「待機」時消費電力4.3W123時間待機)

 

CO2排出係数は0.339kg-CO2/kWhH20年度:東京電力)を使用

・電気代は1kwh22円とする(税込 全国10電力会社平均)

 こういった条件で計算してみます。答えは次回までお楽しみに?♪

 

 

kankyo_anna_konnna.jpg

さて、「家庭におけるCO2削減」をテーマに、
あんな見方やこんな見方をしてきましたが、
このテーマの最終回では、
?
にて話題にあげた「洞爺湖サミット」の宣言、
2050年までに世界全体の温室効果ガスの排出量を
少なくとも2000年と比べて50%削減する」
という達成目標についてもう一度考えてみたいと思います。

今までにご紹介したCO2 排出量削減に関する記事を踏まえ
家庭におけるCO2排出量を50%削減するためには、
どのようなことをすれば良いのか
早稲田環境研究所の研究員が計算をしてみました。



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図1 1世帯あたりの年間CO2排出量

行動改善については、第25回と第26回で説明しましたね。
オール電化とは、火を使用しているモノを全て電気に変更するということです。
照明交換とは、白熱灯や蛍光灯を全てLEDライトに変更するということです。
廃棄物削減やオンデマンド化は、第27回で説明したように、
レジ袋などの包装類などを削減したり、書籍や新聞などの媒体を全て
電子化した場合を想定しています。
太陽熱利用については、前のブログで説明しました。

さて、皆さんすでにお気づきかもしれませんが、
CO2
排出量を50%を実現するためには、
少なくとも太陽熱利用を行わなければならないんです。

すなわち、簡単な努力では、CO2排出量50%削減は
実現できないということなんですね。

それだけ、「洞爺湖サミット」で宣言された目標は、
ハードルが高いということになります。

そうです。この目標を達成するためには、
469ma
ランドの皆さんが先頭に立ち、
世界中の皆と協力しながら
努力して行かなければならないんです。

ということで、今回はここまで。

 ご無沙汰しております。

早稲田環境研究所の新人その1 中村です。

 

最近の温度の不安定ぶりに、私の体調も不安定になってきました...

 

 さて、前提として、私の場合、

調理一回当たりおおよそ30?40分間、

1口の(使いにくいです・・やっぱり2口は必要ですよね)

ガスレンジを使用しております。

調理時間はおおよその平均として、35分間使用しているとします。

 ご存知の通り、

 

      CO2 排出量=CO2 排出係数×ガスの使用量

ですね。さて、ではまず1時間あたりのガスの使用量を、

1時間あたりのガスの使用量=ガス消費量/標準熱量

で求めます。

 

今朝も使ったガスレンジの取り扱い説明書を

引っ張り出してきて調べたところ、

見つかったガス消費量は1時間あたり2.97kW(参考:リンナイ システムキッチン用ドロップインガステーブル RBD-312取り扱い説明書)でした。

東京ガスでは、都市ガスの総発熱量は45.0MJ/m3

(参考:東京ガスHP)とのことなので、

単位をJからWに直しますと、W=J/sですので

12.5kW/m3になり、これが標準熱量です。

そのため、私の1日の調理時におけるガスの使用量は、

 

   2.97kW/h/12.5kW/m3 h×(35.0/60.0)×2.00(朝と夜)

   =0.277m3

 

となります。

 

これにCO2排出係数をかければ、

私が1日の調理時に出しているCO2量が求まります。

都市ガスは1m3あたり2.21kgCO2が排出されるそう(参考:東京ガスHP)ですので、

 

   0.277m3×2.21kg/m30.612kg

 

が、私が1日調理をしている際に出しているCO2ということになります。

(※ 東京ガスhttp://www.tokyo-gas.co.jp/index.htmlより、一般家庭(15 ℃、供給圧力ゲージ圧2kPa状態換算時の係数)における値を使用)

 

おおよそ私の体重の1%といったところでしょうか(注意:あくまでも、「おおよそ」です)。

 

一日で、自分の体重の1%と考えると、結構な量に感じました。

 

 うーん・・・もっと少ないと思っていたのですが、思っていたよりも出していました。

これまで全く意識しておりませんでしたので、ぷちショック!です。

 

例えるなら、「太ってきたな」、とは思っていたけど、

実際に体重計で体重を計ってみたら数値で見てしまったら、

思っていた以上に体重が重かった、という感じに似ています実体験より)。

 

これからは、一つ一つの自分の日々の行動から、

どれくらいのCO2が排出されているのか、を把握したいと思います。

 

 みなさんも、実際に、ご自身の日々の行動で出しているCO2量を

計算し(=体重計に乗っ)てみてください。

思っていたより重いかも?ですよ。

 

 初めてお目にかかります。

早稲田環境研究所に41日に入社しました、

新人の中村と申します。

以後お見知り置き願います。

 

 入社してようやく2週間ほど経ちましたが、

未だまったくもって知識不足を痛感する毎日を送る私に、

 

こちらのサイトの

「ブログを書きなさい」

 

という指令が下りました。

 

当方、

これまでほぼ全く

ブログもツイッターもやったことがございませんので、

どうしていいやら

途方に暮れてしまいました。

 

苦肉の策で、浮かんだネタを今回こちらに書かせて頂きます。

 

慣れていないため、駄文とは存じておりますが、

そこは

 

生温か〜く

 

今後の成長を見守って下されば幸いです。

よろしくお願いします。

 

 私は大学学部生時から(ほぼ)毎日、

朝食と夕飯は自炊しております。

現在使用しているのはガスレンジです。

 

さて、

私が調理している際に排出しているCO2の量は

どれくらいなのでしょうか?

 

CO2削減(=ダイエットを行う)を考える前に、

まずは実態を把握しましょう

 

(=怖いし嫌だけど、現在の自分の体重を知るために体重計に乗る)」

 

ということで、

実際に自分が使っている機器や

ガス会社が提供している数値を使って計算してみました。

 

実感を抱きやすくするため、CO2排出量をkg単位で求めて、

自分の体重の何%なのか、を出しました。

 

【続きます】

katei.jpg


家庭におけるCO2を削減することは、単に環境に対してエコなだけでなく
家庭のお財布にもエコになります。
つまり、前回ご紹介した行動改善が節約行動にもつながるのです。

ではいったいどんな行動が最もエコにつながるのでしょうか。
そこで、行動改善によってどのくらい環境負荷を削減できるのか
早稲田環境研究所の研究員が、環境負荷の削減率を計算してみました。

 



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図1 行動改善による環境負荷の削減率

ELPについては、こちらを御覧下さい。

まず、東京都民に比べて福岡県民は自動車を多く使用しているので、
その分、東京都より福岡県のほうが高い値を示していることがわかります。

また、CO2排出量、ELPともに行動改善を行うことにより約20%も
削減できるようですね。
どちらの結果でも、環境負荷値は自動車の占める割合が多いようです。

つまり、環境にもお財布にも効果的にエコできる行動改善は、
「エコドライブ」のようです。

ということで、469maランドの皆さんもスグに実践できる「エコドライブ」は、こちらを御覧下さい。

 

 

早稲田大学 小野田准教授のワンポイントエコ授業
 
みんなで学ぼう!地球で起きてるこんなこと 
 
地球健康クラブ
 
早稲田環境研究所
 
NPO法人469maネット
 
このシロクマランドは早稲田環境研究所と地球健康クラブが共同で運営しております。

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