バス&ウォークは地元の皆さんに路線バスを身近に感じてもらう企画です。停留所間を歩いてもらい、カロリーを減らし、疲れたらバスに乗ってもらう。そしてバスとクルマの環境負荷を知ってもらいバスの有効性に気づいてもらう。
バス&ウォークMAPで観光客を誘致しましょう。観光ポイントやオススメビューポイントなどを盛り込んだ楽しいバス&ウォークMAPを作成し、町興しに路線バスが一役買う企画です。
環境、健康といった部分だけでなく、地方都市が抱えているバス路線廃止による高齢者などの「買い物難民」といった社会問題解決のための取り組みのひとつとしても、バス&ウォークは可能性を秘めています。
この取組みは、㈱早稲田環境研究所が幹事となり、早稲田大学環境総合研究センターを始め自動車業界に関連する多くの企業・団体とクルマ分野の環境負荷軽減を研究・開発する自動車アフターマーケット高度化コンソーシアムの一環として取組んでいます。コンソーシアムの中においてバ&スウォーク実行委員会が結成され、路線バスの活用とCO2削減並びに事故削減の研究として進めているものです。
バス&ウォークは、地元医師会との連携もします。健康管理手帳を発行し、参加者が自分の消費カロリーを記入していく。大腸癌対策にウォーキング、そして予防医学の観点からの取組み。バス会社が地域の人たちの健康をサポートしていく、そんな新しい活動もバス&ウォークの魅力です。
バス&ウォークに取組む事業者が増えることにより、今まで各社が単体で取組んできた観光イベントも新しい取組みが生まれます。地域住民が相互に送迎する新しい観光客同士の交流が生まれたり、ご当地キャラを誕生させ、互いにキャラ集めができるのもバス&ウォーク事業です。
バス&ウォーク事業は、まず地元の皆さんの理解を深めていくことから始まります。地元の小学校に「エコライフゲーム」の出前授業を展開していきます。子供達に朝起きてから寝るまでの間、どういうことをしたら環境負荷につながるかを楽しく学んでもらうゲームです。このゲームは、㈱早稲田環境研究所と早稲田大学永田研究室が企画・開発したもので、参加した子供さんやご家族からは、「面白い」と評価を頂いています。
バスの燃費と事故を削減するプログラムも、「バス&ウォーク実行委員会」では用意しています。燃費の可視化によるドライバーの方々への意識改革、安全運行の技術的指導、蓄積されたデータのフィードバックによるさらなる安全取組み。産学連携で一緒に進めていくプログラムです。
定期点検や整備時のリサイクル部品のCO2データ、燃料のCO2データ、バス売却時の資源リサイクルのCO2データ。こういったものも、㈱早稲田環境研究所・早稲田大学環境総合研究センターが開発したCO2データ・バンクを利用することにより、自社のCSRレポートに組み込むことが出来ます。
自動車アフターマーケット高度化コンソーシアム
「バス&ウォーク実行委員会」
代表幹事:㈱早稲田環境研究所
電話 03-5272-6326
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