エラーとは?”よくわからない表示”の正体を種類別にやさしく解説

エラー表示 対処法

  • パソコンやスマホに突然「エラー」と表示されて焦った
  • 英語のメッセージが出てきて、何が起きたのか分からない
  • とりあえず閉じたけど、放置して大丈夫なのか不安

エラー表示は日常的に発生しますが、意味を理解しないまま対処すると、同じトラブルを何度も繰り返す原因になります。

469ma.jp(しろくま総研)では、IT用語を初心者にも分かりやすく解説する記事を500本以上公開してきました。

この記事では、エラーの基本的な意味から種類別の特徴、表示されたときの具体的な対処法までをまるごと解説します。

読み終えるころには、エラー表示を見ても「何が起きたのか」「どう対処すればいいか」を自分で判断できるようになります。

エラーは”読めれば怖くない”ものです。種類と対処法を知っておくだけで、パソコンやスマホのトラブルに冷静に対応できます。

目次

エラーとは?まず押さえたい基本の意味

エラーの意味をひとことで言うと

ポイント

エラーとは、コンピュータやソフトウェアが「正常に処理を完了できなかった」ときに表示される通知のこと

人間で言えば「ごめん、今の作業うまくいかなかった」という報告にあたります。パソコンやスマホは処理に失敗すると、画面上にメッセージを表示してユーザーに状況を知らせます。

エラーが表示されること自体は、機械が正しく異常を検知できている証拠でもあります。エラーが出たからといって、パソコンやスマホが壊れたわけではありません。

多くの場合、原因を特定して適切に対処すれば正常な状態に戻せます。大切なのは、エラー表示を無視せず、内容を確認する習慣をつけることです。

日常で見かけるエラーの具体例

エラーと聞くとプログラマーだけの問題に思えるかもしれません。しかし、実際には誰もが日常的にエラーに遭遇しています。

Webサイトを開こうとしたときに「404 Not Found」と表示されるケースがあります。404エラーはアクセスしたページが存在しないことを意味しており、URLの入力ミスやページの削除が原因です。

Excelで作業中に「#VALUE!」と表示された経験がある人も多いのではないでしょうか。#VALUE!エラーは、計算式に使えない種類のデータが含まれているときに発生します。

スマホアプリが突然落ちるのもエラーの一種です。アプリが処理しきれないデータ量やメモリ不足が原因で、強制終了という形でエラーが発生しています。

エラーはIT専門家だけでなく、パソコンやスマホを使うすべての人に関係するものです。

エラー・バグ・不具合──似た言葉との違い

「エラー」「バグ」「不具合」は混同されやすい言葉ですが、意味は明確に異なります。

用語 意味 発生タイミング
エラー 処理が正常に完了しなかったことを示す通知 ユーザーの操作時・システム稼働時
バグ プログラムに含まれる設計上のミスや欠陥 開発段階で作り込まれる
不具合 製品やサービスが期待どおりに動作しない状態 利用中に気づくことが多い

バグはプログラムの中に潜んでいる「原因」、エラーはバグなどが引き起こす「結果の通知」と考えると分かりやすいです。不具合はバグやエラーを含む、より広い意味で使われる言葉です。

具体例で理解

開発者がプログラムに計算ミスを書き込んでしまった場合、計算ミスそのものが「バグ」です。ユーザーが計算機能を使ったときに画面に表示されるメッセージが「エラー」にあたります。計算結果がおかしいという状況全体を指して「不具合」と呼びます。

エラーはなぜ起きる?よくある原因をパターン別に整理

エラーが発生する原因は大きく3つのパターンに分けられます。原因のパターンを知っておくと、エラーが出たときに「どこを疑えばいいか」の見当がつくようになります。

ユーザー側の操作ミス(入力ミス・通信環境など)

エラーの原因として最も多いのは、ユーザー自身の操作に起因するケースです。

代表的なのがURLやパスワードの入力ミスです。1文字でも間違えると、システムは正しい情報として認識できずエラーを返します。ログイン画面で「パスワードが正しくありません」と表示された経験は、多くの人にあるはずです。

通信環境の不安定さもエラーの大きな原因です。Wi-Fiの電波が弱い場所でWebページを読み込むと、「接続がタイムアウトしました」と表示されることがあります。データの送受信が途中で途切れるため、処理を完了できません。

ファイル形式の間違いもよくあるケースです。JPEG画像しか受け付けないフォームにPDFファイルをアップロードすると、エラーが発生します。

操作ミスによるエラーは、正しい手順を確認するだけで解決できる場合がほとんどです。エラーメッセージをよく読めば、何を修正すればいいか書いてあることも多いため、慌てず内容を確認しましょう。

ソフトウェア側の問題(プログラムの欠陥・互換性)

ユーザーの操作に問題がなくても、ソフトウェア自体に原因があるケースも少なくありません。

プログラムに含まれるバグが代表的な例です。開発段階で見落とされた設計ミスが、特定の操作をしたときだけエラーとして表面化することがあります。アプリの特定の機能を使うと必ず落ちる、という場合はバグが原因の可能性が高いでしょう。

ソフトウェア同士の互換性の問題もエラーを引き起こします。OSをアップデートした直後に特定のアプリが動かなくなるのは、アプリが新しいOSのバージョンに対応していないためです。

古いブラウザで最新のWebサイトを表示しようとすると、レイアウトが崩れたり機能が動かなかったりするエラーが起きる場合もあります。

ソフトウェア側が原因のエラーは、アップデートの適用やアプリの再インストールで解決できることが多いです。ただし、バグが原因の場合は開発元の修正を待つ必要があるケースもあります。

ハードウェア・ネットワーク側の問題

パソコンやスマホ本体の物理的な故障や、ネットワーク機器のトラブルが原因でエラーが起きることもあります。

ハードディスクやSSDの劣化は、データの読み書きに失敗するエラーを引き起こします。パソコンの起動時に「ディスクエラー」と表示される場合は、ストレージ機器の故障を疑う必要があるでしょう。

メモリ(RAM)の不足や故障も原因のひとつです。複数のアプリを同時に起動しすぎると、メモリが足りなくなり「メモリ不足」のエラーが発生します。ブルースクリーンが頻繁に出る場合は、メモリの物理的な故障の可能性もあります。

ルーターやモデムの問題も通信エラーとして表面化します。ルーターの再起動で解決するケースが多いため、通信系のエラーが出たらまずルーターの状態を確認しましょう。

注意

ハードウェアが原因のエラーは、操作やソフトウェアの変更では解決できません。機器の交換や修理が必要になることもあるため、早めに専門業者へ相談してください。

エラーの種類を一覧で理解しよう

エラーにはさまざまな種類があり、発生する場面によって分類できます。日常的に遭遇しやすい4つのカテゴリに分けて解説します。

HTTPエラー(404・500など)──ブラウザで見るエラー

HTTPエラーは、Webサイトを閲覧するときにブラウザ上で表示されるエラーです。3桁の数字(ステータスコード)で種類が分かれており、数字を見れば原因の大枠を判断できます。

ステータスコード エラー名 意味 原因の所在
400 Bad Request リクエストの内容に誤りがある ユーザー側
403 Forbidden アクセス権限がない ユーザー側
404 Not Found ページが存在しない ユーザー側
500 Internal Server Error サーバー内部でエラーが発生した サーバー側
503 Service Unavailable サーバーが一時的に利用できない サーバー側

400番台はユーザー側に原因があるエラーです。URLの打ち間違いやアクセス権限の問題が該当します。500番台はサーバー側に原因があるため、ユーザー側では対処できないケースがほとんどです。

500番台のエラーが表示された場合は、時間をおいて再度アクセスしてみてください。サーバーの復旧を待つしかない状況が大半です。

構文エラー・実行時エラー・論理エラー──プログラミングの3分類

プログラミングの世界では、エラーを3つに分類するのが一般的です。プログラミングをしない人でも、仕組みを知っておくとIT関連の会話で役立ちます。

種類 発生タイミング 特徴 発見しやすさ
構文エラー プログラム実行前 文法の間違いで実行すらできない 発見しやすい
実行時エラー プログラム実行中 動かしてみて初めて発覚する やや難しい
論理エラー プログラム実行後 動くが結果が間違っている 非常に難しい

構文エラーは、プログラムの書き方が文法ルールに違反しているときに発生します。日本語で言えば「てにをは」を間違えている状態です。実行前に検出されるため、3つの中では最も発見しやすいエラーになります。

実行時エラーは、プログラムを動かしてみて初めて分かるエラーです。「0で割り算をする」という処理が実行された場合などに発生します。文法的には正しくても、実際に動かすと処理できない内容が含まれているケースです。

論理エラーは最もやっかいなエラーです。プログラムは正常に動作するものの、計算結果や出力内容が意図と異なります。エラーメッセージが表示されないため、結果をよく確認しないと見落としてしまうでしょう。

OS・アプリのエラー(ブルースクリーン・フリーズなど)

パソコンやスマホのOS(基本ソフト)やアプリケーションで発生するエラーも日常的に遭遇します。

Windowsで有名なのが「ブルースクリーン(BSoD)」です。画面全体が青くなり、英語のメッセージが表示されます。ブルースクリーンは、OSが回復不能な重大なエラーを検知したときに発生する緊急停止の仕組みです。

アプリが反応しなくなる「フリーズ」もエラーの一種です。処理が追いつかなくなったり、プログラム内部で無限ループが発生したりすると、操作を受け付けない状態になります。

スマホでは「アプリが予期せず停止しました」というメッセージが表示されることがあります。メモリ不足やアプリのバグが主な原因で、アプリの再起動やスマホ本体の再起動で解決できる場合が多いでしょう。

Excel・スプレッドシートのエラー(#VALUE!・#REF!など)

ExcelやGoogleスプレッドシートで表示されるエラーは、仕事で最も遭遇しやすいエラーのひとつです。「#」から始まるエラー表示にはそれぞれ明確な意味があります。

エラー表示 意味 主な原因
#VALUE! 値が不正 計算式に文字列が含まれている
#REF! 参照が無効 参照先のセルが削除された
#NAME? 名前が不正 関数名のスペルミス
#DIV/0! ゼロ除算 0で割り算をしている
#N/A 値が見つからない VLOOKUP等で該当データがない

Excelのエラーは、エラー表示の意味さえ分かれば原因を特定しやすいのが特徴です。「#」のあとに続く文字列が、何が問題なのかを直接教えてくれています。

エラーが出たセルをクリックして数式バーを確認し、エラー表示の意味と照らし合わせれば、修正すべき箇所が見えてきます。

エラーと警告・通知の違い──対応が必要なのはどれ?

画面に表示されるメッセージは、すべてがエラーというわけではありません。「警告(Warning)」や「通知(Notification)」とエラーを混同してしまうと、不要な対処に時間を取られたり、逆に重要なエラーを見逃したりする原因になります。

種類 深刻度 対応の必要性 表示例
通知(Notification) 低 基本的に不要。確認だけでOK 「アップデートが利用可能です」
警告(Warning) 中 放置すると問題になる可能性がある 「ディスクの空き容量が少なくなっています」
エラー(Error) 高 対処しないと処理が完了しない 「ファイルの保存に失敗しました」

通知は「お知らせ」に近いもので、今すぐ対応しなくても問題ありません。警告は「放置すると将来エラーにつながる可能性がある」という予告です。エラーは「処理が止まっている状態」なので、原因を確認して対処する必要があります。

画面にメッセージが表示されたら、まず「通知・警告・エラーのどれに該当するか」を確認してください。メッセージのタイトルやアイコンに「Error」「Warning」「Info」と書かれていることが多いため、判別は難しくありません。

すべてのメッセージを同じ緊急度で捉えてしまうと、本当に対処すべきエラーへの反応が遅れます。メッセージの種類を見分けることが、トラブル対応の第一歩です。

エラーメッセージの読み方──”英語の画面”はここだけ見ればOK

エラーメッセージの多くは英語で表示されます。英語が苦手な人にとっては、内容を確認せず画面を閉じてしまいたくなるかもしれません。しかし、エラーメッセージには決まったパターンがあり、すべてを読む必要はありません。

エラーメッセージに共通する3つの構成要素

ほとんどのエラーメッセージは、次の3つの要素で構成されています。

構成要素 内容 例
エラーコード エラーの種類を示す番号や記号 Error 404、0x80070005
エラー内容 何が起きたかの説明 File not found(ファイルが見つかりません)
対処のヒント 解決方法の提案 Please check the file path(ファイルパスを確認してください)

3つすべてが表示されるとは限りませんが、最低でも「エラーコード」か「エラー内容」のどちらかは含まれています。

ポイント

最優先で確認すべきは「エラーコード」。コードをそのままコピーして検索すれば、原因と対処法がヒットする可能性が非常に高い

エラー内容が英語で理解できなくても、エラーコードさえ分かれば解決に近づけます。

読み方の実践例:実際のメッセージを分解してみる

実際のエラーメッセージを使って、読み方を練習してみましょう。次のようなメッセージが表示されたと仮定します。

Error 0x80070005: Access is denied. Please run as administrator.

3つの構成要素に分解すると、次のとおりです。

エラーコード
0x80070005
エラー内容
Access is denied(アクセスが拒否されました)
対処のヒント
Please run as administrator(管理者として実行してください)

対処のヒントに「管理者として実行」と書いてあるため、アプリを右クリックして「管理者として実行」を選べば解決できる可能性が高いと分かります。

英語の意味が分からなくても心配ありません。「0x80070005」をコピーしてGoogle検索すれば、日本語で原因と対処法を解説した記事が見つかります。

エラーメッセージは「全部を理解しよう」と思わず、「エラーコードだけ拾って検索する」と割り切るのがコツです。

エラーが出たときの対処法──基本の5ステップ

エラーが表示されたとき、手当たり次第に操作すると状況が悪化する場合があります。次の5つのステップを順番に試すことで、多くのエラーは解決できます。

1

エラーメッセージをそのままコピーして検索する

最初にやるべきことは、エラーメッセージのコピーです。表示されたメッセージやエラーコードを、Google検索にそのまま貼り付けて検索してください。

同じエラーに遭遇した人が解決方法を共有しているケースが非常に多いため、検索するだけで解決策が見つかることが大半です。スクリーンショットを撮っておくと、メッセージが消えてしまった場合でも後から確認できます。

2

直前の操作を思い出す

エラーが発生する直前に、何をしていたかを振り返りましょう。新しいソフトをインストールした直後であれば、インストールしたソフトが原因の可能性があります。設定を変更した直後であれば、変更内容を元に戻すことで解決できるかもしれません。

「何もしていないのに壊れた」と感じることもありますが、OSの自動アップデートやバックグラウンドでの処理が原因になっている場合もあります。直前の操作だけでなく、最近の変更点も含めて確認してみてください。

3

再起動・リロードで改善するか試す

IT業界には「困ったらまず再起動」という言葉があるほど、再起動は効果的な対処法です。一時的なメモリ不足やプロセスの競合が原因のエラーは、再起動するだけで解消されることが多いでしょう。

Webブラウザのエラーであれば、ページの再読み込み(リロード)を試してください。キーボードの「F5」キー、またはCtrl+Rで再読み込みができます。キャッシュが原因の場合は「Ctrl+Shift+R」で強制リロードすると効果的です。

4

アップデート・キャッシュクリアを確認する

再起動で解決しない場合は、ソフトウェアのアップデートとキャッシュクリアを試しましょう。

古いバージョンのソフトウェアを使い続けていると、既に修正済みのバグが原因でエラーが発生している可能性があります。OS・ブラウザ・アプリをそれぞれ最新の状態に更新してください。

キャッシュ(一時保存データ)が破損してエラーを引き起こすケースも少なくありません。ブラウザの設定画面からキャッシュを削除するだけで、表示崩れや読み込みエラーが解消されることがあります。

5

それでも解決しない場合の相談先

ステップ1〜4を試しても解決しない場合は、専門家に相談しましょう。

メーカーの公式サポートに問い合わせるのが最も確実です。問い合わせの際は、エラーメッセージのスクリーンショット、発生したタイミング、試した対処法をまとめておくと、スムーズに対応してもらえます。

職場のパソコンであれば、社内のIT部門やシステム管理者に相談してください。自己判断で設定を変更すると、セキュリティの問題につながる場合もあるため、業務で使用する機器は自分だけで解決しようとしないことが大切です。

エラーを減らすために普段からできること

エラーは完全に防ぐことはできません。しかし、日頃の習慣で発生頻度を大幅に減らすことは可能です。

アップデートとバックアップの習慣化

OS・ブラウザ・アプリは常に最新バージョンに保つことを心がけてください。アップデートにはバグの修正やセキュリティの強化が含まれており、既知のエラーを未然に防ぐ効果があります。

バックアップも欠かせません。万が一エラーによってデータが破損した場合でも、バックアップがあれば復旧できます。外付けハードディスクやクラウドストレージを使い、重要なデータを定期的にバックアップしておきましょう。

「アップデートは面倒」と感じるかもしれません。自動アップデートを有効にしておけば、手動で更新する手間が省けます。WindowsもmacOSもスマホも、設定画面から自動アップデートをオンにできます。

怪しいリンク・ファイルを開かない基本意識

不審なメールに記載されたリンクや、送信元が不明なファイルを開くと、ウイルスやマルウェアに感染するリスクがあります。ウイルス感染は、頻繁なエラーやシステムの不安定化を引き起こす大きな原因です。

身に覚えのないメールの添付ファイルは開かない、URLは送信元を確認してからクリックする、という基本的な意識がエラー予防につながります。

ウイルス対策ソフトを導入して常に有効にしておくことも重要です。リアルタイムスキャン機能が有効であれば、危険なファイルを開こうとした時点で警告を出してくれます。

【場面別】エラーが出たときのよくある質問

エラーの基本知識を身につけても、実際にエラーが発生すると判断に迷う場面が出てきます。多くの人がつまずきやすいポイントをQ&A形式でまとめました。

Q1. エラーが出たのに、使い続けても大丈夫?

エラーの種類によります。Webブラウザで特定のページだけ表示されない404エラーのような場合は、別のページは問題なく閲覧できるため大きな心配は要りません。

一方で、ハードディスクの読み込みエラーやブルースクリーンが繰り返し発生する場合は、使い続けるとデータが消失するリスクがあります。同じエラーが短期間に何度も出るときは、早めに対処してください。

Q2. スマホのアプリが頻繁に落ちるのはエラー?

アプリが繰り返し強制終了するのは、エラーの一種です。主な原因はアプリのバグ、OSとの互換性の問題、スマホ本体のメモリ不足の3つです。

まずアプリを最新バージョンに更新してください。更新しても改善しない場合は、アプリを一度削除して再インストールすると解決するケースが多いです。再インストールでも直らなければ、スマホ本体の再起動を試しましょう。

Q3. 「サイトにアクセスできません」と出たらどうする?

ブラウザに「サイトにアクセスできません」と表示される場合、原因は主に2つあります。ひとつはインターネット接続の問題、もうひとつはアクセス先のサーバーがダウンしている場合です。

まずWi-Fiやモバイルデータ通信が正常に接続されているか確認してください。ほかのサイトは表示できるのに特定のサイトだけ表示されない場合は、サイト側のサーバーに問題がある可能性が高いです。時間をおいて再度アクセスしてみてください。

Q4. エラーメッセージを読まずに閉じてしまった場合は?

焦ってエラーメッセージを閉じてしまうことは珍しくありません。Windowsの場合は「イベントビューアー」、macOSの場合は「コンソール」というアプリから、過去のエラーログを確認できます。

ただし、エラーログは専門的な情報が多く、初心者には読みづらい場合もあるでしょう。次にエラーが出たときは、閉じる前にスクリーンショットを撮る習慣をつけておくと安心です。スマホであれば電源ボタンと音量ボタンの同時押しでスクリーンショットが撮れます。

知っておくと差がつくエラー関連の英単語10選

エラーメッセージは英語で表示されることが多いため、頻出する英単語の意味を知っておくだけで対処スピードが大きく変わります。すべてを暗記する必要はありません。次の10単語だけ押さえておけば、大半のエラーメッセージの意図を読み取れます。

英単語 意味 エラーメッセージでの使われ方 頻出度
Access アクセス・接続 Access denied(アクセスが拒否された) 高
Denied 拒否された Permission denied(許可されていない) 高
Failed 失敗した Update failed(更新に失敗した) 高
Found 見つかった Not found(見つからない) 高
Invalid 無効な Invalid password(パスワードが無効) 高
Missing 見つからない Missing file(ファイルが見つからない) 中
Permission 許可・権限 Insufficient permission(権限が足りない) 中
Required 必要な Login required(ログインが必要) 中
Timeout 時間切れ Connection timeout(接続が時間切れ) 中
Unexpected 予期しない Unexpected error(予期しないエラー) 中

10単語のうち「Denied」「Failed」「Invalid」の3つは特に頻出します。「何かが拒否された」「何かが失敗した」「何かが無効になっている」とざっくり理解しておくだけで、エラーメッセージへの抵抗感は大きく下がるでしょう。

エラーメッセージに知らない単語が出てきたら、単語ごとに翻訳するよりもメッセージ全文をGoogle翻訳に貼り付けるほうが正確です。DeepLやGoogle翻訳を使えば、技術的な文章でも自然な日本語に変換してくれます。

まとめ:エラーは”読めれば怖くない”

この記事の要点

  • エラーとは、コンピュータが「処理を正常に完了できなかった」ことを伝える通知
  • 原因は「ユーザーの操作ミス」「ソフトウェアの問題」「ハードウェアの故障」の3パターン
  • HTTPエラー・プログラミングエラー・Excelエラーなど種類が分かれば対処法も見える
  • エラーメッセージは「エラーコードをコピーして検索」が最速の解決策

エラーが出たときは、まずエラーメッセージをコピーして検索してください。エラーコードを検索するだけで解決策が見つかることが大半です。再起動やアップデートの確認も合わせて行えば、多くのエラーは自力で解決できます。

今日からできる2つのこと

1

エラーが表示されたら閉じる前にスクリーンショットを撮る習慣をつける

2

OS・ブラウザ・アプリの自動アップデートを有効にしておく

エラーの意味と対処法を知っているだけで、パソコンやスマホとの付き合い方は大きく変わります。次にエラーが表示されたら、慌てずにメッセージを読んでみてください。